胸元に視線を集めたくない人のためのUX視点の解決法

この記事の内容「夏場は露出度の高い服を着るが胸元に注目を集めたいわけではない女性」と、「見たくもないのに胸元に視線を誘導されて迷惑している人」を救うUXの提案

夏になると、表面積の少ない服を身につける機会が増える女性も多いでしょう。
 
その中で、露出度の高い服を切る理由が「異性に魅力をアピールしたいから」という人は、今回の記事の対象外です。
逆に「暑いから」とか「自分が着たい服が、デザイン的にたまたま表面積が少ないだけ」といった女性が今回の記事のターゲットです。

 

Kai

胸元はそもそも視線を集めやすいUIなのである。不本意な視線を避けるためには、視線の再誘導を促そう。ってお話。

結論からお伝えしましょう

不本意な視線を避けるために私の提示する解決策は、
アクセサリーを身に着けること

です。その理由を、UI/UXの観点からお伝えしましょう。

視線誘導のための豆知識

人の視線が集まる場所には特性があります。

  • 光る、または明度や彩度が高い
  • 動く
  • 三角形の頂点
  • 陰影がある

 
では、胸元はどうなっているかというと…

  • 肌色=明度が高い
  • (首周りの衣類が)動く
  • 顔の構造からの流れで三角形の頂点になりやすい(服もワイシャツやUネック、Vネックなど、胸元に頂点が向かうデザインは多い)
  • 陰影ができやすい(バストサイズにもよりますが、胸元は形状的にも陰影ができる可能性が高い部位)

と、注目を集めやすい要素をふんだんに搭載しています。
 
つまり【露出度の高い服を着る=胸元に視線が集まる】というのは、起こるべくして起こっている現象だと言えます。

なぜ女性は露出度の高い服を着るのか?

次に、上記の現象がユーザーの意図に即しているかどうか、の検証を行なってみましょう。
 
世の中には2種類の女性が存在します。
胸元への注目を集めたい女性と、集めたくない女性です。
 
前項で確認したとおり、露出度の高い衣類は胸元へ視線を集めるためにはとても効果的です。したがって、胸元への注目を集めたくて露出度の高い服を着る女性は、正攻法で目的を達成しているといえるでしょう。
 
かといって、じゃあ露出度の高い女性はみんなそういった目的を持っているのかと言うとそんなことはなくて、胸元に視線を集めたいわけではないが「暑いから」とか「その服が気に入っているから」露出度の高い服を着る層の女性も少なからず存在します(かくいう私もこの一人)。
 
夏場はオフショルやベアトップ、マキシワンピなどなど色鮮やかなラインナップが展開されることから、色々な服を着てみたくなるのは当然のこと。また、露出度が高い=外気に接する表面積を大きくすることで気化熱が発生しやすくなることなどからも、この選択は妥当なものだと言えるでしょう。
 
我々にとっては着たい服を着ているのであり、「けしからん」みたいな話は知ったこっちゃないのです。とはいえ、目的を達成するために余計な副作用(胸元に視線が集まる)が発生していることは事実。
 
今回の記事ではこれを解消しようと考えています。

なぜ男性は胸元に注目するのか?

まず、このタイトルに語弊がありますので訂正します。
最初の方にお伝えした視線誘導の知識は、男性だけでなく女性にも適用されます。つまり、胸元を見てしまうのは男性だけではありません
 
電車の中で見たくもないBBAのスカートから覗く脚に目がいってしまう、といった経験があなたにもあるのではないでしょうか。スカート+脚の関係性も、最初の項目で述べた三角形の頂点に向かう構図になりやすいため、やはり人の注目を集めてしまう部位の代表例です。
 
つまり人はその視覚効果によって、本能的に注目して(あるいはさせられて)しまっている、といえるでしょう。
 
もちろんそれだけではなく、「見たくてみている人」が存在することも否定はしません。

この解決策で達成できること

胸元を注視する人を、「見たくてみている人」と「見たくもないのに見させられてしまっている人」に分類した場合、今回の解決方法で除去できる可能性が高いのは、「見たくもないのに見させられてしまっている人」の数です。
 
見たくて見ているタイプのクズに対しては、また別の方法で対処してください。

視線を外すUX

前置きが長くなりました。
それでは「夏場は露出度の高い服を着るが胸元に注目を集めたいわけではない女性」と、「見たくもないのに胸元に視線を誘導されて迷惑している人」を救うUXについてご提案します。
 
それは、胸元から視線を外すための別の注目ポイントを用意すること。
具体的には、アクセサリーを付けましょう。というご提案です。
 

 
ピアスはできれば光る or 揺れるものを、ネックレスは適切な高さに調節したものを使用すると良いでしょう。
 
アクセサリーを付けることで、視線の再誘導が行われます。
つまり、一度は胸元に注目が集まるものの、視線は再度アクセサリーに戻るのです。

 

また、見る側にとっては「違う、自分は胸元ではなくアクセサリーが気になったのだ」といって視線をずらすためのエクスキュースにもつながるでしょう。

金属アレルギーの方へ

夏場は汗をかくため、金属アレルギーがツライ、という方も多いと思います。わかります。私も金属アレルギーです。
 
そんな時は、革紐のペンダント樹脂ポストのピアスを利用するのがおすすめです。

まとめ

今回は、UI/UXの観点から、胸元への注目を緩和する手段について考えてみました。
セクハラセクハラと騒がしい世の中ですが、女性から男性へのセクハラもまた存在します。
 
異性に対し、下着が見えたり、透けないように配慮するというのが大人として当然のマナーであるように、不用意に人の視線を招かないように工夫するのもまた、配慮可能なマナーなのかなと考えています。
 
夏場の視線が気になるみなさんはぜひ、試してみてくださいね。
 
注意
この記事は、女性が好きなファッションを楽しむためにできる配慮のひとつの可能性を提示するものであり、「じゃあ見てもいいんだな」とか「対処していないほうがいけない」といったような、悪意のある視線の言い訳を助長するためのものではありません。