カメレオンデイズ

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7色の顔を持つdoubleMの「非」日常✦ 今日は何して遊ぼっか?

行き詰まった時には思い出そう!「考えること」と「悩むこと」の絶対的な違い

言葉 生き方 考える技術 遊び アイデアコンサル

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デザインコンサルティング時代、アイデア出しのために朝から晩まで知恵熱が出るほど思考し続け、鼻から脳みそが出てくるんじゃないかと本気で不安に思った過去があるdoubleMです。

この記事の狙い
「悩んでいる」状態から「考えられる」状態へ持っていく!


そのための、私なりの見解をご紹介します。長いです。



「考えること」と「悩むこと」の違いとは?

皆さんは考えることと悩むことの違いについて考えたことがありますか??
両者の違いは明確です。

「考える」とは、

向かうべき方向がわかっていて思考し続けられること。
そしてその結果、なにかしらの結論までたどり着ける状態

を指します。

一方で「悩む」とは、

「考え」ている最中に進むべき方向が不明確になり、
結論にたどり着く手前で「思考停止」に陥っている状態

を指します。

なぜ人は悩むのか?

では、なぜ人は「悩む」のでしょうか?私個人の経験上では、

考えようとしている事柄の判断基準が不明確で、不確定要素が多い

場合に、人は悩みやすい傾向にあるようです。
たとえば、こんなケースについて考えてみましょう。

ケース1 : 決定権は自分にあるが、悩んでいる事柄が不明瞭な場合。

こんな内容はどうでしょう。

転職について悩んでいます。今の職場は自分に合っていないような気もするけれど、年齢的に新しい業界に飛び込むのも不安です。

この例では、悩んでいる本人すらも、悩みの原因がわかっていません。
どうなれば「最高」でどうなると「最低」なのか、という
ビジョンを描くことで、不安は解消されることでしょう。

1. 今の職場の「何」が「どう」自分に合っていないのかを明確にすること。
2. そもそも「自分に合っている」というのはどういった状況を指すのかを考えること。
3. 新しく向かうべき業界はどの分野で、何歳が主流で、何歳だと難しいのか。
4. 年齢層が大きく異なる場合、それを覆してアピールできるポイントはどこか。
5. いつまでに転職したいと考えているのか。それまでに必要な経験は何か。
などを1つづつ明確にしていくこと解決への近道、ということになります。

解決の糸口
考えを掘り下げよう。
必要な情報をリサーチしよう。

ケース2 : 最終決定権が自分になく、相手に聞くことでしか結論が出せない状況

こんな例を上げてみましょう。

好きな相手が自分をどう思っているかわからない。告白するべき?しないべき?

最終目標が「相手から良い返事をもらうこと」である以上、答えは相手に聞くしかありません。
相手の情報が入手しやすく、顔を合わせる機会も多いのであれば、
良い返事をもらうための努力をすることは出来るかもしれません。
反対に、相手の情報がまったくなく、顔を合わせる機会も殆ど無いのであれば、
「単純接触効果」を期待して、相手の記憶の新しいうちに
アプローチを済ませてしまったほうが、良い結果に繋がるかもしれません。
しかしどちらの場合においても「最終的には相手の心ひとつ」ということに違いはありません。
(ちなみに、告白しない場合の勝率はゼロ%ですが、告白した場合、勝率はいくばくか上がるようです。)

デザインの仕事を受ける上でもこういったケースは非常に多く、
相手の好みがわからないうちは、どんなに検討を重ねても徒労に終わる可能性が高くなります。
そのため、早い段階で相手がどんなデザインを期待しているのかを割り出すため、
始めてすぐの段階で複数のパターン提示をするのが正解です。
※これについては、また別のエントリで。

解決の糸口
心の準備ができたら、さっさと聞いてしまおう。
うだうだ悩んでいるよりも、ダメだった場合のプランBを考えよう。

ケース3 : 自分に判断権がなく、かつ考える対象が曖昧な場合

たとえば、こんな場合です。

会社で「イノベーション」を起こすためのアイデアを考えるよう言われて悩んでいます。

ここ数年ではわりと、ありがちな話ではないでしょうか。
私はココナラというサイトでアイデア出しの依頼を受けているのですが、
この手の依頼は一切お断りしています。
coconala.com

理由は、テーマがあまりにも漠然としているため、コミュニケーションコストがかかりすぎるからです。
たとえばこのケースでは「イノベーションの定義」から確認する必要があります。
これが下記のような提示内容であれば、話は別でしょう。

「カジュアルゲームが得意なIT企業内で、新しい分野のアプリを開発しようとしている。
 今まで作ったことのない分野のアプリで社長を驚かせたい。
 ちなみに、今まで作ったことのあるアプリは、あれとこれとそれ。」

ここまで絞られてくれば、過去のアプリを分析した結果、
焦点を当ててこなかったようなジャンルの提案をしたり、
ユーザー層を変化させたゲームアプリの提案を思いつくことが出来るでしょう。

あまりにも漠然とした問いかけでは、人は思考を続けることができなくなってしまうのです。
こういったケースでは、問題を飲み込めるサイズに噛み砕く必要があります。

現実的な解決策として、

・サンプルを提示して頂けませんか?
・どんな分野についてのイノベーションですか?
・「イノベーション」という言葉の認識合わせから始めませんか?

などについて質問してみる。
あるいは、
・100%主観によるアイデア出しを行なう
といった方法があります。

解決の糸口
前提条件を聞き出す。
あるいは、自己責任において、あたって砕ける。

ケース4 : あまりにも前提がガチガチすぎて動かす余地のない場合

バナーを作ってください。サイズはこれ、文言はこれ、背景色はこれ、フォントとカラーはこれ、レイアウトはこれでお願いします。

このサンプルだけ、過去に私が悩んだ実話です(笑)
指定内容そのものがセンスのいいものなら良かったのですが…
冗長で堅苦しい文言、メインカラーは暗い青、フォント指定は明朝体、アンバランスなレイアウト指定。
最後に、取ってつけたように「ターゲットは若者です」の文言を見た時、私は恐怖しました。

さてどうしましょう。

「言われたままのモノ(しかもダサい)を提出するのは、デザイナーとして恥ずかしい…!」
そう思った私は、下記の3パターンのデザインを提出しました。

A:言われたままのデザイン
B:ちょっとだけルールを外したデザイン
C: ルールは無視して「ターゲット若者」を全面的に押し出したデザイン

結果、こういった例のご多分に漏れず、B案が採用されました。
「本当はC案が良かったのですが、社内の政治的理由からB案になりました…」とのメッセージと共に。

解決の糸口
「良いアイデア」は、前提をも覆す!
でも相手の立場も汲み取って、オーダー通りのモノの提示も用意するひと手間を忘れずに!

こう考えてみると、人は人の反応を気にするが故に悩むのだ、ともいえますね。

悩んだ時には思い出そう!なによりも「思考再開」するための環境づくりが先決。

悩んでいる対象の「問題」には、自己完結出来るものと出来ないものがあるのです。

自己完結出来る問題なのに「思考停止」に陥っている場合、
掘り下げが足りない可能性が大!まずは言葉の定義からはじめてみましょう。

それ以外場合の多くは「相手の反応がわからなくて」思考停止に陥っているのです。
「一人で悩む」ことは諦めて「最終決定権を持つ人」に速やかに意向確認を。

みなさまの「悩み」が少しでも早く、解決に向かいますように!